自伐型林業 モデル林の紹介

2021年11月4日

目次

※掲載されているモデル林の視察を希望される方は当会までお問合せください。

株式会社大西林業

代表者 大西潤二
活動地 白老町

薪、木炭、ホダ木、木酢液等の生産のため、主に町内の私有林の天然林を間伐し材料を確保しています。

エゾシカの食害や笹の繁茂から天然更新が難しい地域であるため、近年は主伐を控え多間伐施業を試みています。

年間の間伐面積は10ha~15ha程度です。
伐採率は30%未満、作業道の路網は200m/ha以上施されており、利用する小型重機や軽ダンプ等が
小回りよく作業できるよう設計しています。

合同会社 Hikobayu

代表者 澤田 佳代子
活動地 ニセコ町

林業、熊本大学と協働による高機能性樹木精油製造販売、
薪など林産物の製造販売、美容師、コテージの貸付をしています。

2021年、弊社の取組が林野庁長官賞を頂きました。

ニセコに持続可能な環境配慮型の林業と資源活用の『文化』をもたらすべく
担い手育成として、地域おこし協力隊と一緒に林業もしています。

一緒に林業を通してニセコを盛り上げましょう。

協力隊になりたい方はニセコ町のHPをご覧ください。

道南森づくりの会

代表者 平松俊一
活動地 七飯町

大塚山の紹介

函館市の隣町、七飯町大中山地区にある通称「大塚山」は
40年以上手付かずの4.3haの広葉樹の二次林です。
自伐型林業のモデル林として多面的交付金を活用して整備作業を進めています。

2020年には道南版自伐型林業家養成塾を開催したり、
2021年秋からは自伐型林業に興味のある方をお誘いして一緒に山仕事を体験してもらい、
道南地域に林業仲間を増やす活動の拠点としています。      

豊富なナラの木はホダ木や薪、炭焼き用に間伐をしながら出荷していきます。

冨山商店

代表者 冨山太一
活動地 池田町、士幌町

冨山商店は2021年に起業しました。家族を中心に十勝の池田町、士幌町内の所有林にて
自伐型林業の考えを基本に施業しながら、ホダ木や薪、白樺樹皮などの林産物の販売を行っています。

活動している山林は、1900年代初頭から1970年代まで炭作りに活用されていましたが、
その後は皆伐をして放置されてきました。
委託しての皆伐や大規模な間伐をする以外の方法は無いかと考えていた際に自伐型林業を知りました。

自ら作業道を敷設し自分達で間伐を行い利活用し、後世に美しい広葉樹林を残していけるようにと活動しています。

インスタグラム @tomiyama_shouten

北海道自伐型林業推進協議会「広葉樹部会」

代表者 松尾 剛志 
活動地 札幌市

三菱マテリアル(株)にご協力いただき、道内の自伐型林業者の研修事業の一環として森林整備を進めています。

景観や環境保全を重視し、次世代に引き継がれる里山をイメージしながら、
作業道づくり、間伐、笹刈り、つる切り等を行っています。

また、間伐材は薪材として供給し、枝払いの枝条は札幌市円山動物園のゾウ等の飼料として
供給し有効活用しています。

里山部

代表者 清水省吾
活動地 旭川市東鷹栖

ミズナラ、カシワが自生する広葉樹二次林。70年生で、緩やかな森林。
動植物は1700種ほどが確認されている生物多様性に溢れる里山。

林業としての目標は300年生のミズナラ林を育成し、世界に誇れるミズナラ材を世に出すこと。
北海道産のウィスキーの樽、無垢板のテーブルとして世界と戦える木材をつくることを夢見る。

そのためには「伐らない」という手法をあえて取り、森林がもつ多様な価値をサービスとしてイベント会場の提供や、野営地等としての森林シェアや高所作業などと木こりがもつスキルで木材だけに頼らない経営を行っている。

動画で見る里山カレッジ(自伐塾)

自伐塾の紹介





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